ついに店内に侵入。

薄暗い。怪しい提灯、そしてなぜかカラオケまである。

しかもそのカラオケからソフトな音楽が流れており、一体これのどこがお化け屋敷!?

・・・って、狭っ!!!!

カウンター数席と、奥に机が3つ。さらにロフトになっていてその上に1つ。

俺らは6人で(その店にしては)大集団客だったので、一番大きなテーブルのある席へ通される。

しかし、そこもどう考えても4人が精一杯のところを、6人が無理してギュウギュウになりながら座る。

を装着してゴキゲンのS氏

写真には仲間3人しか写っていないが、その対面にテーブルを取り囲むようにさらに3人がいるのだから、かなり狭い。

しかも、頭に幽霊お馴染みの__をかぶらされる。幽霊気分を一層盛り上げるナイスな演出。

しかし▲は安っぽいゴム紐と白のボール紙で出来ており、さらにホチキスとセロテープで接着されているところが悲しさと空しさを誘う。

さて、2,500円でチューハイ類は飲み放題なので、それらをおもむろに注文。

そして問題は食い物である。

ポコチンとかぬりかべとか、目ん玉とか、変なネーミングのものばかり。

メニューの説明は一切ナシなので、品が来るまでそれが何なのかがわからない。

さっきのお姉さんに「ポコチンひとつ」と言うと、あっさりと「はい、ポコチンですね」と返してくるのが何とも言えない。

とりあえずメニュー数点を注文して、酒を飲みながら待つ事にする。

と、突然上からオバケがガタン!!

「うわー!!!!!」 約1名、断末魔の叫び声!!・・・その叫び声に驚くわい。

さらに恐い顔の映ってる天井が落下!!!ゴゴゴゴゴ!!!!

「ぎょえぇぇぇー!!!!!」 ・・・だから、その叫び声の方が恐いって!!!

ん?壁に張り紙が?

「注意 このヒモを絶対に引かないで下さい」

・・・引くなと言われると引いてみたくなるのが人間の性分。

グイッ、

パンっ!!!

「うぎゃあっ!!」

クラッカーかよ!!

まさに小学生レベルの仕掛けにまんまとハマる集団。

と、そんなこんなで注文したメニューも運ばれて来た。

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